MBS社が独自の最新技術によって開発した微量採血器具(特許取得済み)によって、良質な検査検体を指先から迅速かつ簡単に採取することが可能になりました。従来の血液検査では、腕静脈から注射器で5ml(ペットボトキャップ1杯分)以上の血液採取が必要でしたが、本採血具の使用により0.06ml(目薬1滴)の血液で医療検査レベルの精度を実現しました。

デバイスの特徴

新型デバイスの概要

A.採血チップ
● 指先の血液10μL〜150μLを採血する採血器。
● 血液の吸引部にある目盛線を設定することで検査目的に応じた定量を採取する。
● プレーン採血チップ、EDTA-2K採血チップ、ヘパリンリチウム採血チップなど、用途に合わせて、各種の試薬添加剤を塗布することが可能で、生化学検査、特殊検査、血球計数検査など多くの検査に適用。
B:微量血液採取容器
●採血チップを封入する採取容器。
●採血チップ添加剤毎に容器の色が分かれる。プレーン(レッド)・EDTA-2K(パープル)・ヘパリン(イエロー)
C:微量血液遠心分離容器
●分離剤が充填された無色の分離容器。
●採血後に分注することなく採血チップを挿入して、採血チップ内に遠心用分離剤が定量充填されて密閉する容器。血球と血清/血漿を分離剤で隔離、輸送や長時間保存が可能。

良質な検体を簡易に採取できる

  • 1. 指頭から約10μl~150μlまでの超微量採血を、誰でも迅速かつ容易に行えます。
  • 2. 検査目的に応じて採血チップに計量線を印刷することで、誰でも過不足無い定量の採血が行えます。
  • 3. 特殊技術加工による指頭採血チップは、採血において血球を破損せず、上腕採血と同じ検査精度を担保する良質な検体採取が行えます。

様々な検査ニーズに応じた汎用性

  • 1.血液量、検査項目に応じて、添加剤の種類や濃度をコントロール出来る特殊な塗布技術によって採血チップ内に、検査目的に応じた適量の添加剤をコーティングします。
  • 2.生化学検査、免疫検査、CBC検査などの試料として血清、EDTA血漿、ヘパリン血漿、EDTA全血などの検体を幅広く作成できます。
  • 3.血液採取後のチップを遠心分離容器に差込むだけで分離剤が充填され、採血から分離、保管までを分注無しに行い、血清/血漿を長時間保存することが可能です。

一般の血液分析機器への汎用性

  • 1.汎用ポータブル遠心装置で、適量の血清/血漿を即時分離ができます。
  • 2.微量検体を高精度で測定する測定法により、一般的な微量血液分析機器に対応しています。
  • 3.デバイス全体の径をPCRチューブにマッチさせているので、分注無しに作業出来ます。
  • 4.「I-STAT」や「PICCOLO EXPRESS」といった迅速検査器にも対応しています。採血チップの先端を接触させる事により、採血チップから血液を吐出することができます。

デバイスの使い方

採血手順

  • 1、手を洗い、しっかり乾かして、採血指先に採血テープをしっかりと貼る
  • 2、指先を机の上に置いて固定して、ランセットを下まで押し切る
  • 3、指先を3方向からゆっくりと押して、できるだけ大きな血玉を作る
  • 4、採血チップの先端を真横から血玉にあてて、採血線まで血液を吸引する
  • 5、採血チップを容器に戻し、上下逆向きに3回ずつスナップ混和する

上手な採血のポイント

  • しっかり貼る

  • 指を固定して穿刺

  • 3方向から押し出す

  • 真横から吸引する

  • 1、指先に湿り気があると、血液の押し出し時に採血テープが剥がれる恐れがあります。しっかり乾かしましょう。
  • 2、血を押し出す時は、採血指の第一関節を親指で抑え、指先を両横からゆっくりと押します。全部の指静脈が抑えられて血液が出やすくなります。抑えた指を離すと、指先に血流が戻るので、また3方向から指静脈を抑えてゆっくり押し出します。
  • 3、この動作を何回か繰り返して、採血テープの穴にできるだけ大きな血玉を作ります。血玉ができないうちに吸引を繰り返さないようにしてください。
  • 4、採血チップの先端は、真横から血玉に充てます。
  • 5、通常は2〜3回の押し出しで採血線まで血液が吸引でき、血液にストレスをかけずに良質な血液試料を作成できます。

採血の補助ができる行為、できない行為

指導者が補助できる行為:
・手指の血行促進、指先の消毒、血液の採取、傷口の手当
採血者が自身で行う行為
・指先の穿刺、血液の絞り出し
検体測定室における一連の採決行為での医行為に該当する部分について(厚生労働省)(リンク)

製品情報

MBSキャピラリー《各種採血チップ&容器》

MBS微量採血キット《管理医療機器》