2022.11.21
アレルギー41項目の検査を12月よりスタート
株式会社マイクロブラッドサイエンス(代表取締役:大竹 圭 所在地:東京都千代田区 以下、当社)は、当社のLifee(ライフィー)検体測定サービスにおいて、2022年12月1日より新たに季節性アレルゲンを含むアレルギー41項目の検査受付を開始し、Lifee(ライフィー)アプリにも特殊検査項欄に追加いたします。
日本国民の約2人に1人が何らかのアレルギーを保有していることと言われており、MBSキャピラリーを用いた指先からのわずかな採血による検体から、「季節性アレルゲン8項目」、「通年アレルゲン11項目」、および加工食品への原材料表示義務が課された特定原材料7品目を含む「食物アレルゲン22項目」、計41項目に対する検査を一度に実施することが可能になりました。
これらの検体通知は、弊社開発したシステム「Lifee(ライフィー)」にて、受検者に対してスマートフォンアプリに対して行うことができます。

アレルギー検査(41項目)は、2022年12月に検体受領を開始し、本格的な花粉症のシーズンである3月の需要を期待しております。なお、受検者はご自宅でも、ご自身で指先より採血およびアレルゲンに対する検査を実施することができるようになり、これらにより利便性やQOL向上への貢献に寄与するものと考えております。
引き続き、当社が保有する簡易な検体採取方法、検査技術やシステム等のシーズを活用し、付加価値の創出を図ってまいります。
【食物アレルギーとは】
特定の食物に対するアレルギー反応です。食物に対するアレルギー反応は生命を脅かすほど重症化することがあると言われています(アナフィラキシー反応)。食物アレルギーは小児から成人まで認められますが、アレルギーと診断された約9割の人は幼少期のうちに自然寛解すると考えられています。ただし成人になっても食物アレルギーがある場合は、アレルギーが生涯続く傾向があると言われています。
【季節性アレルギーとは】
特定の時期にだけ出現する、花粉などが原因で起こるアレルギーです。花粉は一年中飛んでおり、発症の時期は何にアレルギーを起こすかによって決まるようです。コンクリートの多い都会に住んでいる人や、生活習慣の乱れなども発症に影響しやすいと言われています。
【通年性アレルギーとは】
ハウスダストなど、季節関係なく年中続くアレルギーで、たいていはハウスダストに対する反応です。ハウスダストにはカビや真菌の胞子、織物の繊維、動物の鱗屑、チリダニの糞、昆虫の死骸などが含まれます。また、ゴキブリがもっている物質がアレルギー症状の原因になることもよくあるようです。近年では冷暖房の普及や住宅の密閉化により増加していると言われています。
参考記事