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2020.03.17

マイクロブラッドサイエンス、新型コロナウイルスIgG/IgM抗体検出キット製品の導入に向けた塩野義製薬との業務提携について

株式会社マイクロブラッドサイエンス(本社:東京都千代田区、代表取締役:大竹 圭、以下「当社」http://www.microbs.jp/)は、塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:手代木 功、以下「塩野義製薬」http://www.shionogi.co.jp/)との間におきまして、2020年3月14日付で業務提携に向けた協議を開始しましたので、お知らせいたします。

2020年3月11日にWHO(世界保健機関)から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関するパンデミック宣言が出されました。世界各国で感染者が増加する一方、わが国では国を挙げての対策が進められております。

COVID-19患者を確定する検査法には、鼻腔や咽頭から採取した検体からウイルスの核酸を検出するPCR法(ポリメラーゼ連鎖反応)が用いられております。PCR法は、専用測定機を要し、検査結果が得られるまで比較的長時間を要するなど、簡便性や迅速性などの問題はあるものの、COVID-19患者確定には必須の検査法です。

当社は新たな検査法として独自に中国企業のVazyme Biotech Co.,Ltd(以下「Vazyme社」)から輸入開始を予定する簡便な新型コロナウイルスIgG/IgM抗体検出キット(以下「COVID-19抗体検出キット」)を、国や地方自治体などへの寄付を含む提供方法の検討を進め、必要とされる現場へ一刻も早く供給することを目指しており、販売および取扱いに関しては、塩野義製薬との業務提携のための協議を進めております。

当社が輸入を予定するCOVID-19抗体検出キットは、新型コロナウイルス感染の初期に体内で産生されるIgM抗体と、IgMより若干遅れて産生され増加するIgG抗体の両方を一挙に免疫クロマト法(金コロイド法)で測定することを基本原理としています。一滴の血液検体から、極めて簡便に測定でき、10分で迅速に検出結果が得られることから、種々の現場での使用が可能です。今回提供される、COVID-19抗体検出キットは、感度94.03%、特異度97.02%と、高い性能を有しております(Vazyme社、中国内臨床試験データによる)

COVID-19抗体検出キットは、以下のような使用場面が想定されます。

1. PCR検査前の「スクリーニング検査」として:①空港や港で検疫官(医師)の判断の下で行う入国者の検査、②COVID-19患者が勤務、登校していた事業所や学校、その他、クラスターでの接触者等の検査。

2.亜急性期や回復期のCOVID-19患者の免疫獲得状態の把握。

3. その他、COVID-19の疫学的調査や研究、など。

また、日本国内においては相川直樹・慶應義塾大学名誉教授や感染症専門家等と協議を重ね、既に舘田一博・東邦大学医学部微生物・感染症学講座教授のもとで日本での検査が試験的に進められております。

当社は、新型コロナウイルス感染症の早期発見・治療とパンデミックの早期収束による社会の安心・安全の回復に貢献するため、必要な医療機関、検査施設、研究所等に検出キットをお届けする体制を構築してまいります。

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